パシフィコ横浜でおこなわれた、日本脳神経外科学会 第82回学術総会 に参加しました。
コロナ禍明けの通常現地開催で、初めて現地学会に参加した若い先生が "学会ってこういう感じなんですね!"と言っていたのが印象的でした。
当科からも全員が参加しましたが、なんといってもハイライトは高橋先生のシンポジウム発表でした。大学院時代から取り組んできた脊髄損傷に対する神経再生研究の結果を堂々と発表されました。
私は脊髄悪性腫瘍に対する光線力学的療法の適応拡大を目指した新規治療法開発の話題を発表し、通訳団の一員として、英語同時通訳を行いました。
座長を担当したセミナーでは、いかにして脳神経外科医を育てるか、特に空間認知能力を鍛えるための新しい試みについて勉強しました。会場で聴講していた学生さんが、"将来の脳神経外科手術はすべてロボット手術になってしまうのではないでしょうか?"と鋭い指摘をし、それに私の敬愛するベテランの先生が、脳神経外科手術の魅力を語り呼応され大いに盛り上がりました。
当学の学生さんを伴っての学会開催で、いつも以上に楽しい学会参加となりました。
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