「Daiichi-Sankyo Expert Crosstalk in Tohoku」で講演を行いました

2024年12月13日(金)、仙台市の民陵会館にて開催された「Daiichi-Sankyo Expert Crosstalk in Tohoku」に講演者として参加しました。本イベントは、東北地方の医療専門家が集い、各分野での最新の知見や実践的な技術を共有する場として大変盛況でした。


「神経障害性疼痛」に関するセッションで講演


私が担当したのは、Session 3: 神経障害性疼痛でした。このセッションでは、座長の遠藤英徳教授(東北大学大学院医学系研究科)の進行のもと、神経障害性疼痛に対する治療アプローチや最新の研究成果について講演を行いました。


講演では、以下の内容についてお話ししました。

• 神経障害性疼痛の病態生理と診断のポイント

• 新しい治療薬の効果と実際の臨床使用

• 難治例に対する多面的アプローチの重要性

特に、難治性の患者における診療の工夫や、最近取り組み始めた脊髄刺激療法、そしてチーム医療の中でどのように治療を進めるべきかについて具体例を交えながら解説しました。会場からは活発な質問が寄せられ、オンライン参加者からもチャットを通じて多くの意見をいただきました。


今回の講演を通じて、私自身も日々の診療や研究に対する新たな視点を得ることができました。今後もこうした機会を通じて、医療現場に貢献できる知見を共有していきたいと思います。


素晴らしい講演を企画いただいた中里先生、第一三共株式会社の皆様、そしてご参加いただいたすべての医療従事者の皆様に、心より感謝申し上げます。