インドネシア・バンドンで開催されたWorld Spine 10学会に参加しました!
2024年12月10日から15日にかけて、インドネシア・西ジャワ州バンドンにてWorld Spine 10が開催されました。本学会は、脊椎外科に関する世界的な専門家が集い、知見や技術を共有する重要な場となりました。
私は2つの講演を担当しました。
1. Surgical and Multimodal Treatment for Spinal Cord Vascular Lesion
2. Surgical Treatment for Spinal Cord Tumors
いずれの講演も多くの聴衆が集まり、特に脊髄血管病変や腫瘍に対する診断と外科治療に対して多くの関心が寄せられ、講演後のディスカッションでも活発な質疑応答が行われました。
参加者からの鋭い質問や意見交換により、インドネシアの現状を知ることができ、私自身にとっても大きな学びとなりました。
再会:イルワン先生
今回の学会参加において、もう一つのトピックはイルワン先生との再会でした。イルワン先生は、かつて当院に留学していた先生であり、再び顔を合わせることができたことは大きな喜びでした。
学会の前後では、イルワン先生が空港まで迎えに来てくれ、インドネシアの美味しい料理を紹介してくれ、さらに楽しいインドネシア滞在となりました。また、彼の勤める病院も案内していただき、現地の医療現場を見学する貴重な機会にも恵まれました。
滞在中バンドンで働く多くの脳神経外科の先生や研修医の先生とお会いし、将来のコラボレーションを見据えた意見交換を行い、大いに交流を深めることができました。
今回のインドネシア訪問は学会参加のみならす、イルワン先生たちとすごすことができたおかげで、今回の訪問がさらに特別なものになりました。
今後に向けて
本学会で得た知見を、今後の脊髄腫瘍および血管病変の治療に役立てていきたい。また、国際的なネットワークをさらに強化し、研究と臨床の両面で貢献できるよう努力していきたいと思います。
皆様どうもありがとうございました!