脳卒中多職種講演会を開催しました。

脳卒中多職種連携講演会を開催しました


2025年3月14日、東北医科薬科大学医学部 プラタナスホール にて「脳卒中多職種連携講演会」を開催しました。本講演会は、脳卒中診療に関わる多職種の協力を促進し、最新の知見を共有することを目的としています。現地参加とオンライン配信を組み合わせたハイブリッド形式で行い、多くの医療関係者の皆様にご参加いただきました。


最初の講演では、藤田医科大学ばんたね病院 脳神経外科 診療看護師 大久保麻衣先生 に「脳神経外科で働く診療看護師(NP)の現状」についてご講演いただきました。診療看護師の役割や、脳神経外科領域における活躍の場について具体的な事例を交えながら解説していただきました。


続いて、東北大学大学院医学系研究科 神経・感覚器病態学講座 神経内科学分野 池之内初先生 に「脳卒中後の嚥下障害 ~多職種で行う臨床研究~」についてご講演いただきました。脳卒中後の嚥下障害に対する診療の現状や、多職種連携による研究の取り組みについて、具体的なデータをもとに解説していただきました。


特別講演では、藤田医科大学ばんたね病院 脳神経外科 教授 加藤庸子先生 に「若い医療職へのエール」というテーマでご講演いただきました。加藤先生は、長年にわたり脳神経外科医として活躍されるとともに、海外の脳神経外科医への教育にも力を注いでこられました。先生のモットーは「貯人(ちょじん)」であり、人を育てることを何よりも大切にされています。講演では、次世代の医療者に向けた貴重なメッセージを伝えてくださり、多くの参加者に大きな刺激を与えました。


加藤庸子先生は、日本を代表する女性脳神経外科医の一人であり、豊富な臨床経験に加え、教育活動にも熱心に取り組んでこられました。我々の施設にも、インドネシアから継続して若手脳神経外科医が留学しており、加藤先生のように若手の育成に貢献できることを目指しています。個人的にも、加藤先生は私にとってのロールモデルであり、その姿勢から多くのことを学ばせていただいております。


本講演会を通じて、脳卒中診療における多職種連携の重要性が改めて認識され、今後の医療現場における協力体制のさらなる強化が期待されます。今後もこのような講演会を通じて、多職種の連携を深めていきたいと考えています。